著者
河原 武敏
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2009, no.20, pp.47-54, 2009-02-27 (Released:2012-02-15)
被引用文献数
1 1

4 0 0 0 OA 曲水の宴

著者
河原 武敏
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.11, pp.79-86, 2003-12-28 (Released:2011-05-20)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1
著者
河原 武敏
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.13-18, 1993-03-31 (Released:2011-07-19)
参考文献数
2
被引用文献数
1

平安鎌倉時代の植栽管理については, 主として作庭書や発掘調査などから論じられてきたが, 本研究は更に古記録のほか, 生活描写の色濃い日記・随筆・説話・物語・絵巻などから資料を収録して考察することとした。その結果,(1) 管理担当の職名。(2) 植栽の維持作業には, 清掃とその時間帯・植物の手入れ・剪定・植替え・伐採・草焼き。(3) 庭園植物の繁殖には, 株分け・挿木・接ぎ木・播種。(4) 植栽の保護施設には, 柵囲い.植桝・霜除け・控木の存在が明らかとなった。
著者
河原 武敏
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.1993, no.1, pp.6-16, 1993-03-01 (Released:2011-05-20)
参考文献数
7

庭上における四季の景物を代表する「雪月花」を契機とする私的行事及び遊びが、平安期の庭園内においてどの様に享受されたかに就いて、王朝文学から明らかにした。その結果、「雪」には、雪まろばし・雪山作り・雪見。「月」には月見の宴・月と納涼・月見。「花」には花の宴・花見と散策。その他庭上の遊びには舟遊び・蹴鞠などの存在が確認され、これらは我が国におけるこの種の行為の原点であることを、関連する絵巻物その他から指摘した。
著者
河原 武敏
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.89-107, 1986-12-15
被引用文献数
2 2

平安時代中期における庭園の様相を知るため,源氏物語を対象として皇室から庶民に至る30庭園135項目を,抽出,修景・供用・管理の面から考察した。そこには水景施設を多用し,春秋の花香を重視した植栽,船遊びや草木観賞による宴遊と雪月花や風・鳥・虫の音を楽しむ雅やかな庭園生活,庭の手入れ方法などが描写されており,後世わが国の庭園に大きな影響を与えたことがわかる。
著者
河原 武敏
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.91-96, 1992-03-31 (Released:2011-07-19)
参考文献数
2

庭園の造営または管理上必要な植物材料の入手が平安鎌倉時代において, どの様になされていたかを古文献によって研究し, その結果, 需要に対する入手の方法に (1) 野外採取,(2) 召し上げ,(3) 献上,(4) 贈答などの手段が採られていたことが明らかとなり, 供給を業とする者は見受けられず, 贈答に関係して, 挿し木など行う庭木愛好者の存在することが確かめられた.
著者
河原 武敏
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.50, no.5, pp.1-6, 1986
被引用文献数
2

華やかな王朝時代に開花した文学の中でも、特にlI記之学は作者の内外面の生活を忠実に記録したものとして高く評価されている, 本研究は、これらの蜻蛉日記・和泉式部日記・紫式部日記・更級日記・讃岐典侍口記を対象に15庭園85項目の庭園描写を抽出して、平安時代に於ける寝殿造り庭園様式研究の主流であった皇家・上流貴族庭園のほか、中・下流貴族等の植栽を中心とした庭園の実態を明らかにした。
著者
河原 武敏
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.17, pp.103-110, 2007-08-31 (Released:2011-05-20)
参考文献数
18
著者
河原 武敏
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.18, pp.71-78, 2007-10-31 (Released:2011-05-20)
参考文献数
11
被引用文献数
1 1
著者
河原 武敏
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.46, no.5, pp.7-12, 1982-03-31 (Released:2011-07-19)
参考文献数
11

古典文学に描写された庭園の様々な姿を抽出し, 史書による研究を補完あるため, この研究は藤原道長の榮華を中心に書かれた「榮花物語」40巻を対象とした。抜き出された庭園数は16, 描写文は63で今回の (1) は「殿」名の付いた上御門殿等7庭園39文を修景・供用・管理の面から考察し, 庭園施設の光・音i・色による修景効果, 各種の積極的な庭園供用の実態, 維持管理の有様など寝殿造り庭園の様相を更に深く浮き彫りにした。
著者
河原 武敏
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2005, no.13, pp.1-13, 2005-12-30 (Released:2011-05-20)
参考文献数
19
著者
河原武敏著
出版者
東京農業大学出版会
巻号頁・発行日
1992
著者
河原 武敏
出版者
社団法人 日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.89-107, 1986-12-15 (Released:2011-07-19)
参考文献数
9
被引用文献数
1 2

平安時代中期における庭園の様相を知るため, 源氏物語を対象として皇室から庶民に至る3庭園135項目を抽出, 修景・供用・管理の面から考察した・そこには水景施設を多用し, 春秋の花香を重視した植栽船遊びや草木観賞による宴遊と雪月花や風・鳥・虫の音を楽しむ雅やかな庭園生活, 庭の手入れ方法などが描写されており, 後世わが国の庭園に大きな影響を与えたことがわかる。
著者
鈴木 誠 河原 武敏 ジャネル ベルナール
出版者
社団法人日本造園学会
雑誌
造園雑誌 (ISSN:03877248)
巻号頁・発行日
vol.51, no.5, pp.19-24, 1988-03-31
被引用文献数
1

20世紀初頭フランス西部,メーヌ・エ・ロワール県モーレヴリエ町に,フランス人建築家アレキサンドル・マルセルの設計になる,池泉回遊式の日本庭園が造られた。同国内でも最古かつ最大級の日本庭園でありながら,地元の人々にさえ良く知られずに,近年まで長年放置されていた。本研究では現地調査の結果をふまえ,この庭の現況と往時の姿,成立経緯と時代背景について,マルセルの他の業績と共にまとめた。