著者
森田 英利
出版者
公益財団法人 腸内細菌学会
雑誌
腸内細菌学雑誌 (ISSN:13430882)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.13-18, 2020 (Released:2020-01-31)
参考文献数
11

「運動」はその腸内細菌の構成を変化させ,有益な代謝系をもつ腸内細菌叢に変化させることがわかってきた.すなわち,身体にダメージを受けるような練習や試合をするアスリートの腸内細菌叢は,運動(と食事)によりそのダメージを修復し高エネルギー獲得系の腸内細菌叢に変化させていることは興味深い.一方で,「肥満型」の腸内細菌叢と同様,本来,個人の腸内細菌叢は非常に多様であり,個人により保有する腸内細菌は本質的に異なることから,特定の1菌種や1菌株のもつ機能ではなく,細菌叢全体の細菌で「アスリート型」の腸内細菌叢を形成しているのではないかと推察されている.

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https://t.co/Wnq7KVWvR3 【運動が腸内環境を変える?】 ・持久運動の前後で腸内フローラが変わった報告  ・別の実験では運動をした群としてない群とでは運動を続けた群の腸では酪酸産生菌が増加し、運動をやめた後に元の細菌叢に戻った 【問題】運動のみを要因として結果を評価する事が難しい
J-STAGE Articles - 運動と腸内細菌叢 https://t.co/FQ28CkeYbd

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