著者
大畑 悟
出版者
日本観光研究学会
雑誌
観光研究 (ISSN:13420208)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.73-80, 2016 (Released:2016-12-01)
参考文献数
12

1992 年から2013 年のドイツの宿泊統計によれば、日本からの旅行者のドイツにおける宿泊者数のピークは、2000 年の約153 万人泊である。ロマンチック街道における日本からの旅行者の宿泊者数も同様に2000 年がピークで、2013 年の数字はそれを下回り、日本からの旅行者の出国状況は停滞している。一方で、中国、オランダ、スイス、ロシアからの旅行者の、ロマンチック街道、特にフュッセン、シュヴァンガウ、ローテンブルク、アウクスブルクにおける宿泊者数は、2004 年から2013 年まで、急激に増加している。しかしながら、日本からの旅行者のロマンチック街道(特にローテンブルク)における宿泊者数は、ドイツ以外の国からの旅行者としては依然として最大で、2013 年には154,418 人泊に達した。この数字は、2013 年の日本からの旅行者のドイツにおける総宿泊数の実に11.8 パーセントを占め、他国と比べてその割合は突出して高い。

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編集者: ドイツ観光局大畑悟
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