著者
大田 伊久雄
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.93, no.2, pp.88-98, 2011 (Released:2011-06-22)
参考文献数
15

1947年にJournal of Forestry誌に掲載されたリチャード・ヴァーネイ氏の論文「日本における林務官の地位」は, 終戦後間もないわが国の国有林野の現状を鋭く捉えている。そこで本論文では, ヴァーネイ論文の邦訳を中心に, そこから学び取れる問題点を考察した。彼の論文では, 林野行政における特権的高級官僚制度こそが最大の問題点であるとの指摘がなされているが, それはわが国の林野行政にとっては現代にも相通じる警鐘であった。

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鎮守の森の管理は、里山の管理。山から里に流れる川の水質管理は、田畑の水の質や町村の住民の水を管理するのです。 戦後、GHQによる伐採制限でかろうじて荒廃が抑止されましたが、手入れ不足が問題になりました。その一部が、花粉症です。杉を雌雄バランスよく植林しなかったため、花粉が増えてしまったのだそうです。 ・・・田中淳夫氏のブログ。 ▽論文「過去からの警告」GHQフォレスターの憂鬱: http:/ ...

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@karaage_rutsubo https://t.co/9LJfHDXnVW GHQの責任もかなりめちゃくちゃとんでもなくすっごい大きいですよね……
アメリカ人フォレスターからみた戦後日本の林務官https://t.co/TaAdpRVn

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