著者
山鳥 重
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.262-266, 1996-04-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
27
被引用文献数
2 2

主として口頭言語の生成機構について, 鳥瞰的見取図を提示した.おおまかに考えて, 言語生成には環シルビウス溝言語領域, 環・環シルビウス溝言語領域, 右半球言語領域の3つの領域が重要である.環・環シルビウス溝言語領域の活動には補足運動野, 視床も加わる.環シルビウス溝言語領域は音声系列の生成, 環・環シルビウス溝言語領域は音声系列への言語的意味の充填, 右半球言語領域は意味ある音声系列への社会的意味の充填に働く.三者共同して生きた言語が生成する.

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