著者
東川 雅彦 竹中 洋
出版者
The Japan Society of Logopedics and Phoniatrics
雑誌
音声言語医学 (ISSN:00302813)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.321-325, 2003-10-20 (Released:2010-06-22)
参考文献数
12

ささやき声における音声器官での有声・無声子音間の音響学的な差を作り出す調節を知る目的で, multi-sliced helical computed tomography (MSCT) を用いて口腔・咽喉頭の音声生成時の声道形態を観察した.舌尖を含む舌ならびに喉頭の移動が, CV音節の母音部分での聴覚的な手掛かりを作り出している可能性が示された.

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