著者
後藤 拓
出版者
一般社団法人 日本公衆衛生看護学会
雑誌
日本公衆衛生看護学会誌 (ISSN:21877122)
巻号頁・発行日
vol.11, no.2, pp.90-98, 2022 (Released:2022-08-31)
参考文献数
35

目的:妊娠期・育児期の父親の関与についてのアセスメント項目を明らかにすること.方法:1980年から2020年までに公表された和文献4件,海外文献16件,計20件の文献をレビューマトリックス方式で分析した.結果:20件の文献から,妊娠期9件,育児期12件の2つの時期の尺度が確認された.妊娠期の尺度からはアセスメント項目として【パートナー】,【育児】,【胎児】などの9カテゴリが抽出された.育児期の尺度からは【家庭】,【父親自身】,【パートナー】などの9カテゴリが抽出された.考察:妊娠期・育児期の父親の関与についてのアセスメント項目は,子どもの世話だけでなく,家事やパートナーとの関係も含んだ複数のカテゴリから構成された.また,宗教上の考え方などを含めて,使用されている国の文化を反映している項目もあった.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (1 users, 1 posts, 3 favorites)

後藤 拓「妊娠期・育児期での父親の関与についてのアセスメント項目の文献検討」日本公衆衛生看護学会誌Vol.11 No.2 (2022) https://t.co/lahMJIIZu8

収集済み URL リスト