著者
岡 孝和
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.61, no.5, pp.407-415, 2021 (Released:2021-07-01)
参考文献数
28

心因性発熱に関する最近の基礎研究と, その中で日本人研究者が果たしてきた役割について紹介した. 特に実験動物におけるストレス性高体温を抑える薬理学的検討, ストレス性高体温を生じる脳内機序と感染性発熱を生じる脳内機序の違い, 慢性ストレスが体温調節に及ぼす影響について焦点を当てて概説した. さらに心因性発熱患者では, 実際にストレッサーに曝露されなくても, ストレス面接によって心因性発熱を再現できる症例があることを紹介した.

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何事かと思ったが治った。心因性発熱というのがあるらしい。 https://t.co/ulhlPpWTUu
たまたま心身医学会誌?の特集にたどり着いてさらっと流し読む。 心因性発熱に関する最近の研究の発展 https://t.co/MKwmXKCRC2

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