著者
林 光緒 堀 忠雄
出版者
日本生理心理学会
雑誌
生理心理学と精神生理学 (ISSN:02892405)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.45-59, 2007-04-30 (Released:2012-11-27)
参考文献数
95
被引用文献数
3 7

眠気は, 午後に頻繁にみられる現象であり, これがいわゆるパフォーマンスにおける「昼食後の低下」を招いている。近年, 30分以下の短時間仮眠が日中の覚醒水準の維持にポジティブな効果を持つことが明らかにされてきた。これらの仮眠は徐波睡眠を含まないため, 起床直後の睡眠慣性は少ない。カフェインや高照度光, 音楽や洗顔, 自己覚醒法は, 睡眠慣性を低減するとともに, 短時間時間仮眠の効果を高めることが指摘されている。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (6 users, 6 posts, 5 favorites)

林先生の特集はちょいと古めですが見応えあり https://t.co/qEzjbRqbH3
✍日々の時間について考える:) 4日連続昼 #仮眠。効果あり。ついにネットで論文を調 べ、下記一文の理解に至る。#今日の積み上げ "20分仮眠は,徐波睡眠の出現量は,仮眠時間 全体の4%に過ぎず,睡眠慣性が少なかったために 効果的であった (午後の眠気対策としての短時間仮眠)” https://t.co/u8vCgG7Jum https://t.co/vID96x1Xs6
30分以内の短時間睡眠は、所謂「頭がすっきりする」状態に貢献するとされているよう。 参考:https://t.co/GYmeRZyaYY
@azumi_waki 人間にはお昼寝が必要、論文にもそう書いてある https://t.co/mjAw4sM7Q3
仮眠の効果が気になって調べてみました。 こちらをざっと拝見したところ、コーヒー飲んで15分寝るだけでも違うみたいですね… というか、寝れるときはしっかり寝ようもう一時だ(;'∀') https://t.co/8tDAgvH6j9

収集済み URL リスト