著者
出口 睦雄
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.4_59-4_65, 2009-09-01 (Released:2016-03-05)
参考文献数
35

【目的】 男性看護師の職務ジェンダー意識と職務ジェンダー意識に関わる要因および職務満足の関係を明らかにする。【方法】 愛知県下10の精神病院に勤務する看護師を調査対象とし質問紙調査を実施した。男性看護師127人を分析対象とした。【結果】 看護拒否の体験が多く,メンターがいない者に職務ジェンダー意識が強いことが示された。また職務ジェンダー意識が強いほど,職務満足因子の「専門職としての自律」が低かった。【結論】 今後,男性看護師を増加させることにより,男性看護師の職務ジェンダー意識が払拭され,職務満足感が高まると期待される。それにより専門職としての看護師の位置づけがより一層強固なものとなるであろう。

言及状況

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@HASUNE_BOX https://t.co/1s0gPmbDJL こっちからPDFをダウンロードで読めるよ
男性看護師の研究って少ないんだろうなぁって思ってたけど、性別の理由で職場満足度の調査から弾かれるようなレベルの差別もあったんだねぇ https://t.co/eWaOXqwrBQ https://t.co/NdG223Ga6k
@HappyNurse_dayo これは東京都の平成30年の数ですが保健師男性が... 半端ない生贄感が数字に出てます。看護労働人口減少を危惧するなら、この歪みの改善をなぜしない? 男性が台頭すると既得権を失うとの暗黙知でもある? 職務ジェンダー意識の研究↓も少ない

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