著者
加納 友香 石橋 知幸 土居 礼佳 藤井 沙紀 野口 佳美 森本 美智子
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.4_1-4_10, 2014-09-01 (Released:2016-03-05)
参考文献数
37

目的:大学生を対象に生活上のストレスや神経症傾向,不眠へのこだわりが睡眠の質にどのように関係しているのか,精神的健康までのモデルを構築し,その関連性について検討した。方法:A大学に在学する253名を分析対象者とした。睡眠の質にはピッツバーグ睡眠質問票日本語版(PSQI-J)等を用いた。探索的なモデルの検討を行い,採用したモデルに対して共分散構造分析を行った。結果:PSQI-J総合得点には生活上のストレス体験,不眠へのこだわりが直接的に関連し,不眠へのこだわりは中程度の関連性(β = .411,p< .001)を示していた。PSQI-J総合得点は,神経症傾向,不眠へのこだわり,生活上のストレス体験の3つの変数で30.5%説明されていた。睡眠の質は,弱いものの精神的健康に直接的に影響を与えていた。結論:睡眠の質を高めるためには,ストレスによる覚醒度や不眠へのこだわりに対する方策を検討する必要性があり,そうすることで精神的健康も高まることが示唆された。

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《今日読んだ論文のお話》 大学生と睡眠に関する研究 大学生の80%が睡眠に何らかの問題を抱えており、その主な原因は、 1.ストレス 2.神経質な性格 3.入眠へのこだわり(早く寝なければ、寝れなかったらどうしようなどと考える)… https://t.co/sqFO9S7CfI

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