著者
松原 肇 矢後 和夫
出版者
日本静脈経腸栄養学会
雑誌
静脈経腸栄養 (ISSN:13444980)
巻号頁・発行日
vol.24, no.6, pp.1169-1174, 2009 (Released:2009-12-21)
参考文献数
10
被引用文献数
1

TPN施行時の輸液フィルター使用は, 感染防止, 塞栓防止の観点から有用である. しかし, 薬剤によっては, 輸液フィルターに吸着され, 場合によっては, 治療に影響を及ぼす場合がある. 本稿では, 輸液フィルターへの薬剤吸着の機序, 考え方などについて述べる.

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吸着も問題なさげ https://t.co/cFUlCfRUWn アルブミンなどのように投与量が_大量であれば,吸着量は_500μg_であっても,全投与量の0.05_0.025%が吸着されるのみで, 99.95_99.975%は輸液フィルターを通過し,治療上問題となることはない。

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