著者
平湯 文夫
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.68, no.6, pp.281-284, 2018-06-01 (Released:2018-06-01)

日本の図書館も,ひと頃前までの,ごく一部の人たちの利用から,全市民に利用を広げようとして革命がおきて半世紀になるが,まだまだである。まだ利用を求めることを知らない多くの市民にまで広げていくにはどうしたらよいか。筆者は,公立図書館や学校図書館で,優しく機能的な家具づくりと部屋づくりの開発と実践につとめてきて,それなりの成果をえてきた。今回は,その経験とノウハウを,大学図書館や専門図書館にも広げていけないかを考えてみた。あわせて,IT化が進む中で,閉架から資料の公開を広げて,資料の原物を五感でとらえられる図書館にしたら,図書館利用を深め,広げていけるはずだと考察してみた。

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会誌「情報の科学と技術」2018年6月号 「平湯モデル」はどのようにして生まれたのか。また,それは専門図書館等にも役立つのか。…平湯 文夫 https://t.co/OrlRwF17U9

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