著者
孫野 長治 中村 勉
出版者
Meteorological Society of Japan
雑誌
気象集誌. 第2輯 (ISSN:00261165)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.139-147, 1965 (Released:2008-05-27)
参考文献数
7
被引用文献数
90 110

1958年から62年にかけて札幌で落下中の雪片の大きさ,質量及び落下速度の同時観測が行なわれた。その結果,雪片の落下速度はその大きさと密度に左右されるが質量だけの函数として表わすことが不可能であり,もしーつの函数で表わすとすれば,次のように雪片の密度の函数として考えた方がよいようである。u=300(σ-ρ)1/4 C.G.S.ここでuは落下速度,ρは雪片の密度,ρは空気の密度を示す。この理論式は広い範囲にわたつて観測値をよく示す。

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