著者
荻原 牧子 川原 靖弘
出版者
一般社団法人 日本作業療法士協会
雑誌
作業療法 (ISSN:02894920)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.171-177, 2019-04-15 (Released:2019-04-15)
参考文献数
26

高齢者の生活時間におけるテレビ視聴の割合は余暇活動の大半を占め,長時間の視聴が健康に与える悪影響もわかっている.しかし,視聴時間帯と健康との関連についての検討はなされていない.本研究では,383名の在宅高齢者に対して基本チェックリストとテレビ視聴アンケートを実施し,フレイルの有無による2群と視聴時間および視聴時間帯との関連をみた.結果は,両者に視聴時間の差はみられなかった.しかし,総合基準と,運動分野およびうつ分野のフレイルの者は,健常者に比べて16:00〜18:00の視聴が多かった.

言及状況

外部データベース (DOI)

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【フレイルとテレビ視聴】 ☑︎フレイルとは加齢に伴って生じる生活機能が低下した状態。 ☑︎フレイルの有無でテレビ視聴時間に差はない。 ☑︎フレイルの人は夜間のテレビ視聴はすくない。 ☑︎フレイルの人は就寝時間が早いことが予想される。 https://t.co/hEXgGs46Ca #作業療法

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