著者
木梨 真知子 金 利昭
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木計画学研究・論文集 (ISSN:09134034)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.329-338, 2008-09-30 (Released:2010-06-04)
参考文献数
15
被引用文献数
1

本稿では、茨城県日立市をケーススタディとし、防犯まちづくりの前段階として防犯環境設計からみた日立市の現状を把握するとともに、ひったくり犯罪を対象として環境的要因の分析により犯罪が発生しやすい市街地特性を明らかにすることを目的とする。数量化理論II類分析より、犯罪発生に影響する要因は、世帯密度、人口密度、金融機関、鉄道駅、警察署であることを示し、更に前面が空き地の街路や歩道のない街路が選定されていることを確認した。また、クラスター分析より犯罪タイプを4分類し、各犯罪タイプの市街地特性を明らかにした。

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1 1 https://t.co/fzF9edFnqn
防犯計画のための環境的要因分析に基づく犯罪発生空間の考察|J-STAGE https://t.co/8IWXXhfxLH 本文のPDFを読むと,マクロな環境とミクロな環境に分けて分析していて面白い。個人レベルでの影響を見れるともっと面白いけど難しいか…

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