著者
富沢 元博 山本 出
出版者
日本農薬学会
雑誌
Journal of Pesticide Science (ISSN:1348589X)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.91-98, 1993-02-20 (Released:2010-08-05)
参考文献数
18
被引用文献数
81 123

ツマグロヨコバイへの殺虫力, ミツバチ頭部のニコチン性アセチルコリンレセプター画分のα-ブンガロトキシン結合部位への結合親和性に関して, イミダクロプリドと19種の類縁化合物の化学構造活性相関をニコチノイドと比較した結果, これら二つのグループは結合部位, 必須化学構造部分 (3-ピリジルメチルアミノ) を同じくし, 化学構造活性相関も類似していることを認めた. ニコチノイドではアミノ窒素原子の塩基性が高く生体内でのイオン化度が高いのに対し, イミダクロプリド関連化合物ではこの窒素原子に部分正荷電を与える隣接電子吸引性基を有する特徴を示す.

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この論文、日本農薬学会の英文誌。 Structure-Activity Relationships of Nicotinoids and Imidacloprid Analogs https://t.co/bUdv1ent7H

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