著者
山川 宏
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会第二種研究会資料 (ISSN:24365556)
巻号頁・発行日
vol.2023, no.AGI-024, pp.05, 2023-08-08 (Released:2023-08-08)

本研究では、物理世界で生存可能な自立型人工知能(AI)システムの開発における技術的ハードルを明らかにする。まず、AIが長期生存を目指す2つの生存シナリオを想定した。まず、2つの生存シナリオを想定した: 長期生存を目標に人間が設計したAIと、自ら生存を目指すAIである。次に、6つの領域にわたる技術的課題の重要なカテゴリーを特定した。そして、それらのカテゴリーに含まれる21の具体的な課題をリストアップし、ChatGPTを用いてその技術的難易度を推定した。その結果、ハードウェア関連の課題では、自律型AIが生存するまでに100年以上かかる可能性があるが、人間の支援により、その時間を大幅に短縮できることが示唆された。ChatGPTの共通知識によるこの評価は示唆的であるが、参照した知識の範囲が2021年9月までと限定されていることも含め、暫定的なものとして扱うべきである。

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@r18rensyu 山川先生も実は松尾研究室で、特定非営利活動法人全脳アーキテクチャ・イニシアティブとかいう超知能関連の代表が山川先生、副が松尾先生だったかと。 倫理 という言葉の使い方が違うとは思っています https://t.co/JG7NIppqr2 https://t.co/xvIOoWkYi8 https://t.co/SnOVECz5wG
第24回汎用人工知能研究会にて発表を行いました。 山川宏. 物理世界で生存可能な人工知能の出現. 人工知能学会第二種研究会資料 2023, 05 (2023) https://t.co/FXBMFzikTQ https://t.co/pgH9N3Lyx4 概要:… https://t.co/SqI4xkzE0x
PDFあり。 ⇒山川 宏 「物理世界で生存可能な人工知能の出現」 『人工知能学会第二種研究会資料』AGI-024 号 (2023) https://t.co/LPIhj11o35

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