- 著者
-
宮下 浩二
- 出版者
- 一般社団法人 日本アスレティックトレーニング学会
- 雑誌
- 日本アスレティックトレーニング学会誌 (ISSN:24326623)
- 巻号頁・発行日
- vol.4, no.2, pp.137-145, 2019-04-30 (Released:2019-11-13)
- 参考文献数
- 83
- 被引用文献数
-
1
投球障害予防に関する研究は多く,日本国内でも様々な投球障害予防の取り組みが試行されてきた.その一方で,投球障害を生じる若年野球選手の数は多く,さらに増え続けているとも報告されている.様々な機能低下が投球障害の原因か?結果か?または投球動作への適応か?ということの判断は容易ではない.より良い判断のためにはスポーツ現場における経時的な評価や観察が重要となる.その経時的な変化を評価し,障害発生を予測し,対応することが最も重要である.