著者
平松 佑一 山脇 正嗣 田頭 直樹 北川 照晃
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
AI・データサイエンス論文集 (ISSN:24359262)
巻号頁・発行日
vol.4, no.3, pp.897-908, 2023 (Released:2023-11-14)
参考文献数
22

近年の建設分野ではBIM/CIMが推進されており,そこでは3次元点群データの有効活用が大きく寄与する.一方で,大容量の点群情報の取り扱いは課題が多く,計算負荷を抑制しながら効率的に処理する必要がある.そこで本研究では,AI(Artificial Intelligence)技術の一種である深層学習(Deep Learning)を用いて,点群をクラス分けする技術である点群セグメンテーションを適用した.実務上のニーズを踏まえ,河川構造物設計および維持管理分野での活用を想定した点群のサーフェスモデル化を検証した.実データを用いて実際のモデル化の流れを提示し,必要な情報を失うことなく効率的にモデル化することで,3Dモデリングによる高度化および省力化に寄与する可能性を示した.

言及状況

外部データベース (DOI)

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論文「点群分割を用いた3次元モデリング手法の検討 -河川構造物設計・維持管理分野への適用-」 モデル内のオブジェクト・地形をクラス分けし、要求される詳細度に合わせた処理方法を提案。設計・維持管理における,精度向上,省力化のメリットに繋がる可能性を示したhttps://t.co/s4eZKvkHxm

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