著者
知野 泰明 大熊 孝
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:02897806)
巻号頁・発行日
vol.1991, no.440, pp.135-144, 1992-01-20 (Released:2010-08-24)
参考文献数
43

新潟平野の本格的な治水の変遷は, 近世中期の松ケ崎放水路の開削に始まり, 治水技術の近代化を待って, 大河津分水の完成をもって一応の完結をみた. その近代的治水技術の中心となったものは土工機械力, 近代的堰・水門及びポンプであった. これら近代技術の登場によって, 洪水時や平水時にかかわらず自由な流水のコントロールが可能となった. この新技術は明治後期の日本人技術者達の試行錯誤の上に成立つものであった.

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1レス目画像右は新潟市博物館みなとぴあよりお借りしました https://t.co/w97GL19AoU 3レス目 底樋は「三潟水抜一件 鎧潟干拓史」よりお借りしました 以下、参考文献 新潟平野における治水技術の変遷に関する研究 https://t.co/OGi59AfNIK 新川・西川立体交差 https://t.co/sGNPU6G5L4
メモ 新潟平野における治水技術の変遷に関する研究 知野 泰明, 大熊 孝 https://t.co/RXjiWPFbE2

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