著者
小河 智佳子
出版者
日本デジタル教科書学会
雑誌
デジタル教科書研究 (ISSN:21887748)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.24-36, 2014-08-12 (Released:2017-06-26)
参考文献数
30

デバイス、コンテンツ、ネットワーク整備、教員支援の4 つの観点から、デジタル教科書の導入費用を試算した。デバイスは、価格と使用年数についていくつかの選択肢を考慮した。コンテンツは、既存の教科書部分と教材部分に分けて費用の試算を行った。ネットワークは、学校と家庭での接続それぞれについて、初期費用と年間費用を試算した。教員支援については、支援が必要な教員にICT 支援員を配置する場合と、各学校に1 人の支援員を配置する場合の雇用費用を計算した。これら4 つの観点での計算から、全体として要する最大費用と最小費用を計算した。結果、既存の教科書の一年あたりの費用をそのままデジタル教科書費用に充てるのでは予算が足りないことが明確となった。現状の紙の教科書のように公費で賄っていくのか、私費負担を行っていくのかは、今後検討すべき課題のひとつであると考えられる。

言及状況

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@mizubon417 文部省が出せば良いんですよ https://t.co/jRW2WxbaXa 過去に問答していて流れた案 学校の授業内容の全国統一など 海外では普通に行われ 時代遅れの授業内容において 本当にこれでいいのかと 言われてます 勉強する子はドンドン進み しない子の格差は開いていく 底上げの意味で何が正しいのか?
@mhiramat 運用できるかということが課題なのかもしれないと思いました. 費用検討事例として,以下の論文を見つけました. https://t.co/IjO4BvIbUW この3.5節に費用試算がありますが,前提を見るとICT支援要員の密度,人件費(1.85M/人・年)がだいぶ低いかな…?と思い,ITリテラシが問題かなと思いました.

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