著者
斉藤 沙織 城丸 瑞恵
出版者
一般社団法人 日本臨床救急医学会
雑誌
日本臨床救急医学会雑誌 (ISSN:13450581)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.551-556, 2013-08-31 (Released:2013-10-15)
参考文献数
15
被引用文献数
1

カテコラミン製剤のシリンジ交換は,循環動態に影響を及ぼすことがあり,緊張度の高い手技でありながらもスムーズに行う必要があるため,適切な交換方法についての検討が必要と考える。その基礎資料とするため,本稿ではシリンジ交換に関する研究動向を明らかにした。医学中央雑誌を用いて,「シリンジポンプ」「カテコラミン」をキーワードとし,解説を除外した原著論文15 件を対象として内容を分析した。結果は,【医療機器の特性】,【シリンジ交換方法】に大きく分類され,さらに【シリンジ交換方法】は,「シリンジ交換手技」と「シリンジ交換方法の比較検証」に分類された。これらの結果からシリンジ交換方法について,現在まで推奨される方法はいくつかあるが,一般的に標準化されるまで至っていないことが明らかになった。

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みんなめちゃ研究してるやん https://t.co/pdFjVlVOxO
カテコラミンのシリンジ交換について調べた人いるんだな。 みんなはどの方法でやってるのかな? ウォームアップ法 2台同量法 2台倍量法 修正ビギーバック法 うちは、修正ビギーバック法w https://t.co/UBBverkPRG
https://t.co/ebjYR4LeAo カテコラミン製剤のシリンジポンプ交換 低用量、高用量どちらに着眼を置くか

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