著者
松川 剛久 三谷 純
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:24240982)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.333-353, 2017 (Released:2017-12-25)
参考文献数
58
被引用文献数
1

概要. 折り紙の幾何学的な性質は古くから研究の対象とされてきた.近年では「計算折り紙」という言葉も誕生し,計算機を用いた研究や工学分野への応用についても活発に議論されている.本稿では折り紙の数理に関して平坦折りの研究についてまとめるとともに,それに関係する計算量および設計手法について紹介する.また,立体折り紙と剛体折り紙という,折り紙の数理の応用において重要な分野についても概説する.

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@nikeeshi_plus 局所的に平面にできても、他の部分と干渉して折り畳めない場合があるらしい。平面に折り畳めるか判定する問題はNP困難らしい https://t.co/WTtc9VNMG5

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