7 0 0 0 OA 深部温計測
- 著者
- 辻 隆之
- 出版者
- 一般社団法人 日本生体医工学会
- 雑誌
- BME (ISSN:09137556)
- 巻号頁・発行日
- vol.2, no.3, pp.185-191, 1988-03-10 (Released:2011-09-21)
- 参考文献数
- 10
本稿では, プローブを体表に固定することにより無侵襲に組織温が計測できる深部体温計の原理を解説し, それによる前額深部温が中核温の性質を示すこと, さらに, 前額-足底深部温が解離すれば血行動態に注意を要し, 両深部温の変動が血行動態のモニタになりうることを示した. また, 意識のない患者で, 頭部表面冷却によって前額深部温が低下し足底深部温より2℃以上逆転する場合には, 脳死と診断できることを示した.
言及状況
外部データベース (DOI)
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@takaraita 身体が変調をきたしているときの体温挙動について測定された事例はこちらに見つけたのですが、これらに比べれば0.6℃の変化はまだまだ大したことないのでしょう。でも日頃から運動習慣のないエアコンの効いた部屋で過ごす人にとっては大変な変化かもしれませんね。
https://t.co/8L9vQ5iox6
救急医が直面しているのは、倒れてしまって代謝機能の弱っている人の深部体温がなかなか下がらない経験だと思う。身体部位によって温度がバラバラなのも承知しています。でも一般の人が問題視しているのはそこじゃない。
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