著者
谷口 英喜
出版者
一般社団法人 日本静脈経腸栄養学会
雑誌
日本静脈経腸栄養学会雑誌 (ISSN:21890161)
巻号頁・発行日
vol.32, no.3, pp.1126-1130, 2017 (Released:2017-08-25)
参考文献数
14

在宅栄養管理においては、高齢者の体液についての特徴を理解して適切な体液状態の評価が望まれる。特に、高齢者では脱水症を呈しやすいために、早期に脱水症が診断され迅速かつ適切な対応が求められる。体液状態をみるにあたり、採血や器具を用いた診断は在宅管理には適していないためにフィジカルアセスメントによる診断が望まれる。アセスメント項目としては、触診による四肢末梢の冷感、口腔内の乾燥、爪毛細血管の再充血時間の遅延、皮膚の張り (ツルゴール) の低下、腋窩の乾燥などが高齢者における脱水症の所見として知られている。在宅栄養管理の担当者は、これらの所見を定期的に観察し在宅栄養管理の質の向上を目指して欲しい。

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