著者
伊東 啓行
出版者
特定非営利活動法人 日本血管外科学会
雑誌
日本血管外科学会雑誌 (ISSN:09186778)
巻号頁・発行日
vol.28, no.2, pp.127-132, 2019-04-10 (Released:2019-04-09)
参考文献数
23

腹部大動脈瘤破裂(ruptured abdominal aortic aneurysm, RAAA)に対する救命手段は緊急手術のみであるが,今日その方法としては人工血管置換術(open surgical repair, OSR)に加えて,ステントグラフト内挿術(endovascular aneurysm repair, EVAR)も有力な選択肢となっている.RAAAの治療に当たる血管外科医はOSR, EVARのいずれにも精通しておく必要がある.ここではRAAA治療の現状に加えて,RAAA術後合併症として重要な腹部コンパートメント症候群について述べる.

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破裂性腹部大動脈瘤の治療法と合併症対策 伊東啓行 日本血管外科学会雑誌 28 (2), 127-132, 2019 https://t.co/XGvi2rBxcY Take home message 70-90mm Hg程度の低血圧を許容しつつ、90分以内に手技が行えるようにアンギオ室へ。

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