著者
青井 健太郎 小野 芳朗 並木 健二 山田 亜矢
出版者
一般社団法人 廃棄物資源循環学会
雑誌
廃棄物学会論文誌 (ISSN:18831648)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.124-130, 2002-05-31 (Released:2010-05-31)
参考文献数
9
被引用文献数
1

本研究では, 一般廃棄物焼却施設から採取した飛灰および主灰について各種の溶出試験と化学物質のリスクに関わる優先度を決定するスコアリングを組み合わせることにより, 焼却灰中に含有されるCr, Cd, Pb, Sbの『溶出されやすく, 生体内に曝露されやすく, しかも有害な影響をおこしやすさ』を浸出水へ与えるインパクトの強さとして定量的に評価した。その結果, 焼却灰の浸出水への影響を評価するためには, 二段階バッチ試験とアベイラビリティー試験を組み合わせる必要があることと, 埋立て初期のCd, 長期間にわたるPb溶出によるインパクトが強いという結論を得た。

言及状況

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@higanokenji 600keV付近のピークはSb-124ですか? 300keVのPb-214以外で気になったものですから。 トンチンカンな質問だったら無視してください。 スペクトルを拝見して、下記の文章を読んでいました ↓ https://t.co/8rmHJSHdMb

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