著者
大木 幸介
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.107-110, 1987-04-20 (Released:2017-07-13)

分子生物学の発展と人間の脳内を直視できるペット技術の進歩は, 人間の脳から, 心を分子レベルで解析することを可能にした。この時, 人間の脳の中心部にあり, 生命を維持する脳幹の神経で, 全脳へ神経線維を張り巡らせた神経群があって, 睡眠・覚醒(かくせい)から感情の表出まで行っている。このような神経の中に, 快感を誘い, 人間の精神系だけに分布したA_<10>神経がある。この神経とそれを活動させるドーパミン分子を中心に, 人間の快感から人間の創造性を, 分子レベルで解こうと試みるものである。

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