著者
雨宮 修二
出版者
The Japan Society for Oriental Medicine
雑誌
日本東洋医学雑誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.179-184, 1993-10-20 (Released:2010-03-12)
参考文献数
3
被引用文献数
2 2

末期胃癌に伴い大量の腹水が貯留した患者に対し五苓散を用い, 大量利尿を通じて腹水が減少し退院させることができた。経過中西洋医学的利尿剤は一切使用せず, 電解質の乱れはまったくみられなかった。

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個人的には名医というと手術的に腕がある方の事を指しているのかなと思っています。内科的治療(抗ガン剤など)はある程度、治療方針が決まっていそうです。 また別の路線で見ることも参考になると思います。例えば漢方などの東洋医学系です。体全体のバランスを整えることで癌に立ち向かうというような考えになります。 以下のような文献もあります。 臨床経験、五苓散が奏効した癌性腹膜炎腹水の一例 h ...
>腹水がたまると余命が少ないと聞いたので、余命を延ばすには、やはり腹水を貯めないことがポイントになりますか? 腹水が溜まっている状態となれば危険な状態であることは間違いないです。症状としても末期といっても過言ではないかと思います。 しかし腹水が溜まりっぱなしであることは、さらなる悲劇というか・・・溜まった腹水が他臓器を圧迫してしまい、食事が取れなかったり、呼吸がしにくくなったり、他臓器 ...
肺ガンからの癌性腹水ということですが、病院の治療と合わせてできることに 漢方があります。実際に病院でも研究されているようです。 例えばこのような論文があります 臨床経験、五苓散が奏効した癌性腹膜炎腹水の一例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/kampomed1982/44/2/44_2_179/_pdf/-char/ja こちらは比 ...
肝臓癌ということで、血漿タンパク質のアルブミンを作る力が今はないといった感じだと思われます。 アルブミンの点滴も外部からとなると、書かれているように一時的によいと思いますが、また腹水が溜まってしまいますよね・・・ アルブミンは肝臓で作られるもので、これが自発的にできない限り腹水は溜まってしまいます。 では、どうすればいいのか? こちらの症例を見てみてください。 https://senyaku ...

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@c6a38418b0994fb ご飯も身体も思うようにならないのは辛いですね

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