著者
早坂 洋史 木村 圭司 工藤 純一
出版者
Japan Association for Fire Science and Engineering
雑誌
日本火災学会論文集 (ISSN:05460794)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.1-9, 2005 (Released:2011-03-16)
参考文献数
14

ロシア極東サハ共和国の森林火災傾向について気象データを基に検討した。最近の焼損面積の増加傾向は,気候変動に伴う気温の上昇,5~9月の降水量の減少,特に,日平均降雨量の半減傾向の影響が原因と思われた。この低降雨量条件下で,2002年に焼損面積約2.3万km2の大規模な森林火災がヤクーツク周辺で発生した。この大火災の経過を,衛星観測と気象計測とのデータを使って詳細に解析し,大火災となった原因について考察した。(オンラインのみ掲載)

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@WAT84784722 @1052shiro @kiyomihash1 地球温暖化って随分使い勝手がいいのかね。1990年代から大幅に降水量減少。北方林をより乾燥させたり引火性にする可能性あり!?ガスプロムの創設は1993年

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