著者
伊藤 献一 矢野 利明 永坂 玲
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.48, no.428, pp.803-810, 1982-04-28 (Released:2008-03-28)
参考文献数
18

単筒エンジンをメタノールで運転し,排気管に沿う未燃燃料とCH2Oの変化を調べた.400℃以上で未燃メタノールは排気管中で酸化のため減少するのに対し,CH2Oは減少せず希薄運転では増加することを見い出し,両者の成因は異なることを指摘した.この原因は,CH2Oがメタノールの酸化に伴い生成されることにあり,排ガス温度が400~600℃において,CH2O濃度は増加現象を示すことを,定温度場における反応実験により裏づけた.

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メタンができるならメタノールやエタノールもできるな。液体のアルコールなら現行の内燃機関でも扱いやすいか… (メタノール燃焼だとアルデヒドが出るんだったっけ…?) https://t.co/Pj98kOda3u

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