著者
岡崎 一博 荒川 昭弘 安部 充
出版者
北日本病害虫研究会
雑誌
北日本病害虫研究会報 (ISSN:0368623X)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.53, pp.290-292, 2002-11-30 (Released:2011-08-11)
参考文献数
5
被引用文献数
2

長期間放任されたリンゴ園を伐採した結果, 隣接するリンゴ園ではモモシンクイガによる甚大な被害が認められた.伐採の影響は少なくとも50mの範囲に及んだと推定された.放任園を伐採する際, 放任園に生息するモモシンクイガに対して徹底した耕種的防除が必要である.リンゴ用複合交信攪乱剤を利用した殺虫剤削減防除体系を実践するには, 周辺環境について十分な事前調査が必要である.

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (3 users, 3 posts, 3 favorites)

@Alien_Evolve ケーススタディが多そうですね 果樹は長期間作物そのものが残るので影響大かもです https://t.co/63VJzb2qoH 虫の場合はトラップの誘殺数を色んな場所の放棄地と近隣ほ場で記録して、地理データとつきあわせて解析、最終的には被害許容水準との兼ね合いで評価、とある程度道筋はつけやすそう...?

収集済み URL リスト