著者
佐々木 茂貴
出版者
公益社団法人 高分子学会
雑誌
高分子 (ISSN:04541138)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.187-190, 2007-04-01 (Released:2011-10-14)
参考文献数
13

近年,高次構造を有するRNAやDNAが触媒活性や調節機能を担う例が多く見いだされている。これらは細胞の置かれた時空間に依存して遺伝子発現の調節に重要な役割を果たしており,ゲノム情報の多面性が明らかになっている。したがって情報の最上流に位置するDNAに特異的に結合する分子は,バイオツールとしてさらには医薬リードとしての発展性がある。本稿では,二本鎖DNA配列認識を目指した三本鎖DNA形成分子の開発に向けた筆者らの研究成果について紹介する。

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@YhT72lYVgeyTEg1 https://t.co/Yc9WrigmZE 3重螺旋の論文です。 話しやすくなると思うので原口さん読んでみては?
夢の国の多分貝のモチーフかなんかが、3本鎖DNAに見えた https://t.co/YZPWGP3ac4 https://t.co/WpBFGCuZHk

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