著者
蓮花 一己
出版者
一般社団法人 交通科学研究会
雑誌
交通科学 (ISSN:02881985)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.16-20, 2020 (Released:2020-04-15)

有効な交通安全対策を構築するには,地域(現場)での交通状況を十分に理解する必要がある.現場を理解した上でドライバー等の行動を把握し,事故のメカニズムを解明する.研究例として,阪奈道路,名阪国道,香川県での研究の概略と成果を解説した.事故事例研究や行動分析を通じて,多くの事故促進要因を抽出した.事故防止のためには,道路構造の改善のみでは限界があり,情報提供の改善(阪奈道路)や休憩施設の設置(名阪国道)等の新たな対策が必要であった.香川研究では,日本全国からの専門家のサポートを受けることができたが,優れた交通事故情報提供システムが不可欠なツールであった.

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雑感 原因や予防策につては読者が各自の責任で考察して、子ども達に説明してね。俺(私)たち忙しいのよ、と仰ってる感じ。 地域の特性を踏まえた交通安全研究はなぜ必要か? 蓮 花 一 己 https://t.co/JUd6mtBvcN https://t.co/b9xoznA6St https://t.co/j5cWJomjVH

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