著者
渡邉 裕也
出版者
日本マーケティング学会
雑誌
マーケティングジャーナル (ISSN:03897265)
巻号頁・発行日
pp.2022.029, (Released:2022-05-16)
被引用文献数
1

企業外のリードユーザーがイノベーションに貢献していることが明らかになっているが,企業外に存在するために,企業が活用することは難しいという側面がある。一方で,企業内にも自社の製品を愛用し,リードユーザーの特徴を持った従業員である「企業内リードユーザー」が存在する。先行研究では,企業内リードユーザーのアイデアの評価に関する実験は存在するが,実際にアイデアが具現化された製品の市場におけるパフォーマンスの評価をしたものは存在しない。本研究では,アパレル小売業の事例をもとに,企業内リードユーザーのアイデアを製品化する過程で行われる共創が,市場での成果につながることを明らかにした。

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無理して顧客と共創しなくても、社内にいるリードユーザーと開発部門が共創すれば、パフォーマンスの高い製品開発につながるよ!という研究結果。なるほど。 #イノベーション #共創 J-STAGE Articles - 企業内リードユーザー発案製品のパフォーマンス評価 https://t.co/RiL76aY6FF

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