著者
宮崎 泰司
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.100, no.11, pp.3346-3353, 2011 (Released:2013-04-11)
参考文献数
11

MDSは造血幹細胞を由来とする造血器腫瘍であり,無効造血と白血病化を特徴とする.診断はなお形態学的な判断に依っている.約半数に染色体異常があることから遺伝子異常が疾患の本体と考えられていたが最近になって多数の遺伝子異常が同定されるようになった.今後の分子レベルでの病態解明が期待されている.MDSに対しては一般的な化学療法によっては治癒を得ることが困難であったが,最近になって新たな治療薬であるレナリドミド,アザシチジンが本邦でも使用できるようになった.特にアザシチジンは高リスク例に対して予後を延長しうることが示された初めての薬剤である.MDSに対しては症例毎の予後を的確に予測し,支持療法から同種造血幹細胞移植まで含めて総合的な治療戦略が必要である.

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@mAg6u9z4yUoZQaq @nemuimaruiz 私も結果出ていないですし偉そうなことは言えないのですが、 不育のリスク可能性を一つ一つ塗り潰し、胚盤胞の異常をなるべく除外し、不妊の改善に努めるなどなど地道にやってくしかないなと思ってます

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