著者
坂田 泰彦 後岡 広太郎 下川 宏明
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.109, no.2, pp.186-190, 2020-02-10 (Released:2021-02-10)
参考文献数
16

近年,社会の高齢化に伴い,心不全が世界中で増加し,心不全パンデミックと呼ぶべき事態が進行している.世界に先駆け,超高齢社会に突入した日本もその例外ではなく,高齢者を中心に心不全患者数が急激に増加しており,その管理の臨床的重要性は日増しに高まっている.また,高齢化に加え,生活習慣の西欧化が進む日本では,心不全の構造自体も質的にも大きく様変わりしつつあり,注意が必要である.本稿では,日本における心不全の疫学について,海外データと比較しつつ概説する.

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@kagelaugh 心不全による死亡者が増えてくる事はコロナ禍より大部以前から指摘されていますよね。 https://t.co/5OPXuHd0WF https://t.co/hZGmOAPetG
@thedenkiya 心不全による死亡者が増えてくることはコロナ禍より大部以前から指摘されていますよ。 https://t.co/5OPXuHd0WF https://t.co/hZGmOAPetG
心不全パンデミック https://t.co/QsxDoqsAk6

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