- 著者
-
柴田 洋孝
- 出版者
- 一般社団法人 日本内科学会
- 雑誌
- 日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
- 巻号頁・発行日
- vol.97, no.4, pp.702-707, 2008 (Released:2012-08-02)
- 参考文献数
- 9
- 被引用文献数
-
3
副腎不全のうち,原発性は副腎疾患によりコルチゾールが欠乏する疾患で,続発性はACTH低値によりコルチゾール欠乏をきたす.続発性ではレニン・アンジオテンシン系が正常なためアルドステロン産生は正常であるが,原発性ではアルドステロン産生も様々な程度で抑制される.原発性副腎不全は,自己免疫性が多く,感染症,腫瘍,浸潤性疾患,副腎出血,遺伝性疾患などによる.続発性副腎不全は,ステロイド治療に伴う視床下部-下垂体系の抑制によるものが多い.