著者
内田 俊也
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.86, no.10, pp.1897-1905, 1997-10-10 (Released:2008-06-12)
参考文献数
5

輸液は水・電解質の欠乏症に対する輸液が中心だが,水・電解質バランスの維持のため,栄養輸液,治療としての輸液など輸液の目的は拡がっている.脱水症では高張性・等張性・低張性脱水を鑑別し,病態に見合った輸液をする必要がある.また腎機能が低下すると輸液の安全域は狭まり,安全な維持輸液のためには電解質の浸透圧が100mOsm/kgH2Oくらいの低張性輸液が望ましい. 3号液2lが基本である.輸液においてはつねにバランスを計算してフィードバックにより微調整することが大切である.

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