著者
東西田 奈都子 齋藤 明良
出版者
公益社団法人 日本油化学会
雑誌
オレオサイエンス (ISSN:13458949)
巻号頁・発行日
vol.14, no.11, pp.473-477, 2014 (Released:2017-02-01)
参考文献数
17

アルキルグルコシドは親水基ユニットとして糖骨格を有する天然原料由来の非イオン性界面活性剤である。一般的な非イオン性界面活性剤であるエチレンオキサイド付加型の界面活性剤に比べて,非常に高い起泡性を示し,これは相状態の観察や気液界面での表面圧測定の結果より,親水基である糖骨格構造に由来する分子の配向のしやすさが影響していると考えられる。また,アルキルグルコシドは蛋白質や肌に対してマイルドであり,水生環境に対しても適合性の高い基剤であることから,安全性や低環境負荷への要求が高まる現況において注目すべき基剤である。本稿では,アルキルグルコシドの物性および特徴的な性能ついてご紹介する。

言及状況

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糖系非イオン界面活性剤の一つです。一般消費者が使うものなので、もちろん安全なものです。(危険なものが許可されるはずがありません) どのような物かはこちら https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/14/11/14_473/_pdf/-char/ja

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この製品に含まれる界面活性剤(アルキルグリコシド)に対する安全性評価 ざっくり見ると人肌に対してマイルドっぽい というわけで、エタノール成分も界面活性剤成分も両方OKと俺は結論づけて買った 何より安いし https://t.co/7e1h4C7QLX

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