著者
福島 肇
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育 (ISSN:03856992)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.99-102, 1988-06-05 (Released:2017-02-10)

ホイヘンスの原理は高校生にとって理解しにくいものである.その一因はこの原理の解釈の不明確さにある.そこで,本論文では,ホイヘンスの主張(素元波と包絡面)とフレネルの主張(素元波と重ね合わせ)の相違を明確にし,その上で,素元波の考えを除いてホイヘンスの原理を高校課程では使用しない方がよいことを明らかにする.

言及状況

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1987年に既にこう書かれていて、未だに教科書に載っているのは不思議だな。屈折光線を説明しやすいからかな? 『ホイヘンスの原理は高校生にとって理解しにくいもので ある.その一嘱はこの原理の解釈の不明確さにある 』 QT「教材としてのホイヘンスの原理の再検討」 https://t.co/tnWnxyIbOi

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