著者
斎藤 公明 山本 英明
出版者
公益社団法人 日本アイソトープ協会
雑誌
RADIOISOTOPES (ISSN:00338303)
巻号頁・発行日
vol.63, no.11, pp.519-530, 2014-11-15 (Released:2014-11-28)
参考文献数
17
被引用文献数
2

放射線防護において外部被ばくの線量評価及び測定に用いられる諸線量のうち,福島事故における環境放射線測定・評価で頻繁に使用される線量に焦点をあてて,基本的な意味と特徴について説明する。この中で,基本的な物理量である吸収線量,放射線防護の判断基準となる実効線量と等価線量,放射線測定に使用される周辺線量当量H*(10)と個人線量当量Hp(10)を取り上げ,それらの関係等についてわかりやすく解説する。

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80 kev 以下のエネルギーでは実効線量は急激に減少す る。これは,低いエネルギーの光子は光電吸収 の反応確率が大きいため人体の表面部分で高い 確率で吸収され,人体の深部まで入りにくくな るためである https://t.co/s7dY47WFoU
論文(無料): 連載講座のねらいと概要 https://t.co/QAS109Ozxi , 放射線防護で用いられる線量の意味と特徴 https://t.co/G4DEUuvtCj  2014年、斎藤公明(JAEA)ら。同じ解説シリーズの1と2。
RADIOISTOPESより 福島周辺における空間線量率の測定と評価 II 放射線防護で用いられる線量の意味と特徴 https://t.co/UMGFnX17Pc

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