著者
吉澤 隆志 藤沢 しげ子
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.35-39, 2009 (Released:2009-04-01)
参考文献数
11
被引用文献数
1

〔目的〕自己学習授業と従来授業における授業意識の比較と,学習意欲との相関を検討した。〔対象〕某A専門学校理学療法学科学生(116名)とした。〔方法〕自己学習授業と従来授業とを実施し,授業意識アンケート結果について因子分析を行い,両者を比較した。また,学習意欲アンケート結果との相関を調べた。〔結果〕自己学習授業における因子分析結果のうち第1因子(自ら授業に取り組む姿勢)および第3因子(クラスメイトとの交流)は,従来授業よりも下位尺度得点が高かった。また,第1因子は主に内発的動機づけ,第3因子は学院への適応度との相関が見られた。〔結語〕自己学習授業は,内発的動機づけや学院への適応度を高めることの出来る授業形式であると考えられた。

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