著者
吉田 一也
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.239-245, 2012 (Released:2012-06-13)
参考文献数
26
被引用文献数
4 3

〔目的〕キネシオテーピング®の理論と基本貼付法についてまとめた.伸縮性テープを皮膚に貼付することで体液の循環を改善させ,自然治癒力を高める効果が期待されるテーピング法である.人体の比較的浅層へのアプローチから膜組織の乱れを評価・調整し,筋膜を中心とした機能改善を目的とする.効果として,筋機能の改善,体液の循環改善,疼痛抑制,関節矯正,治療効果持続時間の延長等がある.テープ自体をほとんど伸張せずに貼るのが特徴である.またテープの伸張率を変えて貼付することによって,低伸張での貼付は表層の皮膚・筋膜・筋に対してアプローチでき,高伸張での貼付は深層の腱・靱帯および関節矯正等に応用できる.このような特徴的な貼付法は治療だけではなく,理学療法評価への応用も期待でき,理学療法士分野へのさらなる進出が期待される.

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キネシオテーピング効果として ✅筋機能の改善 ✅体液の 循環改善 ✅疼痛抑制 ✅関節矯正 ✅治療効果持続時間の延長 があるとされてます! キネシオテーピングについて、まとめられています。 https://t.co/3rfWrjqSe9 #臨床プラス https://t.co/1YPCvykkig
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