著者
林 承煥 吉田 浩
出版者
生活経済学会
雑誌
生活経済学研究 (ISSN:13417347)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.91-106, 2020 (Released:2020-09-30)
参考文献数
16

本研究では、幸福度に関するリサーチの結果(5,188サンプル)を用いて、まず世帯構成による幸福度を測り、将来人口予測に基づいて幸福度(0~10)の変化を推計してみた。その結果、単独世帯、夫婦のみの世帯、夫婦と子供の世帯、ひとり親と子供の世帯、その他の中で、単独世帯の幸福度が一番低いことがわかった。また将来の世帯構成の変動に基づいて、幸福度の変化推移を予測してみると、2015年の1世帯当たりの平均幸福度5.981ポイントは、2040年には5.952ポイントまで下がることが分かった。0.029ポイントが下落する。回帰分析の結果、世帯所得の100万円の増加が幸福度の0.038ポイントを上昇させる効果があるために、下落した幸福度を補うためには、1世帯当たり763,157円の世帯所得を増加させる必要がある。2040年の世帯数を考えると、約25兆6千億円の所得増加が必要であり、これを幸福度の減少による損失と言える。

言及状況

外部データベース (DOI)

Twitter (13 users, 13 posts, 28 favorites)

一応研究によると、世帯構成別の幸福度は「夫婦」、「夫婦と子」、「ひとり親と子」、「その他」、「単独」の順らしい。ちなみに「ひとり親と子」は圧倒的に女性が多いが、「単独」は男性が女性の2倍弱くらい。年齢は20〜69歳。 https://t.co/wYVOQ04AMs https://t.co/NhKBGbGshZ

収集済み URL リスト