著者
山口 隆子
出版者
日本生気象学会
雑誌
日本生気象学会雑誌 (ISSN:03891313)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.101-109, 2018-03-01 (Released:2018-04-10)
参考文献数
27

日本における公的機関による気象観測状況について概観するとともに,東京都檜原村を事例として,これまでの気象観測状況を明らかにした.日本における気象観測は,気象庁のみならず,国土交通省や海上保安庁,環境省,都道府県,消防署等において実施されている.しかし,それぞれの観測目的が異なることから,データの公開状況も異なり,観測システム間の連携が取れていないことが明らかとなった.東京都檜原村を事例として,気象観測状況を調査した結果,少なくとも 1938 年以降,公的機関による気象観測は実施されており,観測項目や観測方法は異なるものの,現在まで継続して観測が行われていた.

言及状況

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入間消防署が観測した気象データで、7年以上前のものが知りたい。特に、気温について知りたい。

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