著者
桑野 玲子
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.71, no.4, pp.825-828, 2019-07-01 (Released:2019-07-31)
参考文献数
14

地盤陥没は顕著な前兆がなく突然起こるようにみえ,対策を困難にしている.陥没は何らかの原因によって地中に空洞ができ成長して地表に達することで起こるもので,自然生成の空洞と都市インフラに起因する空洞に大別される.本報では,それらの特徴を整理すると共に,空洞生成・成長のメカニズム研究や陥没対策の技術開発の動向について報告する.

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調布陥没空洞 東京外環トンネル施工等検討委員会 有識者委員会委員 東大生研教授 桑野さんの研究 生産研究71巻4号(2019)P825 研究速報 桑野玲子 「地盤陥没対策にかかわる技術開発・研究の最近の動向」 https://t.co/KnCsFMHW4G https://t.co/kLpKORNytx
地盤の陥没・空洞化は東大生産研の桑野先生の下記報告がわかりやすい。 主に自然由来の空洞と、都市インフラによる空洞があるが、地盤内の水の作用で空洞が拡大・成長して陥没に至る過程は同様とのこと。 地下水の変動などによって、空洞内が内部侵食される場合の模式図。 https://t.co/ypDpBFY0m3 https://t.co/Nd6HGWj6Vs

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