著者
許 雷 足達 嘉信
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.275, pp.17-23, 2020-02-05 (Released:2021-02-05)
参考文献数
5

BIM の仕様 IFC が 2013 年に国際標準化され、IFC データの直接利用により、建築各分野における解析や計算は効率的に行われ、設計・施工・維持管理への応用が増えてきている。空調負荷計算や熱流体シミュレーション等の解析において、壁など建物要素の幾何形状と空間位置の把握は重要である。本研究では、IFC2x3 の仕様書に基づいて、IFC クラスのツリー構造、BIM データ連携の基礎である IfcProduct の 3 次元幾何形状情報表現の仕組みを紹介する。また、BIM ソフトウェアを用いて傾斜壁の実例を作成する。出力した IfcWall データより、IfcExtrudedAreaSolid クラスで定義したソリッドモデルの幾何形状・空間位置の計算手法を紹介する。

言及状況

外部データベース (DOI)

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「IFCデータによる建物要素の幾何形状と空間位置の計算」空気調和・衛生工学会 論文集から https://t.co/eU7KOvl9hC IFCでの位置や形状がどう表現されているかが説明されている。 形状情報を取るだけならifcopenshellとかIFC.jsを使えばいいのだけれども、説明している資料がなかなかないので。

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