著者
許 雷 足達 嘉信
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会 論文集 (ISSN:0385275X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.275, pp.17-23, 2020-02-05 (Released:2021-02-05)
参考文献数
5

BIM の仕様 IFC が 2013 年に国際標準化され、IFC データの直接利用により、建築各分野における解析や計算は効率的に行われ、設計・施工・維持管理への応用が増えてきている。空調負荷計算や熱流体シミュレーション等の解析において、壁など建物要素の幾何形状と空間位置の把握は重要である。本研究では、IFC2x3 の仕様書に基づいて、IFC クラスのツリー構造、BIM データ連携の基礎である IfcProduct の 3 次元幾何形状情報表現の仕組みを紹介する。また、BIM ソフトウェアを用いて傾斜壁の実例を作成する。出力した IfcWall データより、IfcExtrudedAreaSolid クラスで定義したソリッドモデルの幾何形状・空間位置の計算手法を紹介する。
著者
張 健 許 雷
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会環境系論文集 (ISSN:13480685)
巻号頁・発行日
vol.75, no.654, pp.759-765, 2010-08-30 (Released:2010-10-08)
参考文献数
8
被引用文献数
2

Energy consumption survey is conducted in a university campus with co-generation system used for 22 years. According to the hourly data in a complete year, the performance of the whole system including the electricity generation, waste heat recovery, and gas consumption, the operating conditions and the overall energy efficiency is analyzed. The overall energy efficiency reaches 43% to 69%, which shows this energy system still maintains good performance. Then it is pointed out that the correlation coefficient between the energy consumption for cooling and the natural logarithm of outside air temperature exceeds 0.9 in this article. And the load curves for multi-unit control are also illustrated, which can be used to evaluate the performance of the whole system. Furthermore, the authors propose the optimization of the number of operating gas turbines, which improves 2% the overall energy efficiency in summer.
著者
許 雷
出版者
東北工業大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2008

建物情報モデリング(BIM)の国際標準仕様であるIndustry Foundation Classes(IFC)に基づいて、建築意匠・設備設計が一体となる建築デジタル環境設計手法を提案した。まず、学生150名を対象として建物使用者・居住者がどのような建築情報を求めているのかをアンケート調査を行い、安全性・安心性、経済性が最も重要視されていることが確認した。次に3次元CAD ソフトArchiCAD を用いて建築のIFCデータを作成し、建物を構成する全ての要素、住所、建物、階情報、建物部位・部材(部屋、壁、スラブ、窓、ドアなど)を解析した。そしてASHRAEの負荷計算方法を参照したで空調負荷計算用建物のIFC情報を解析し、デジタル空調負荷計算ツールを構築した。Accessで作成された建材データベース、外部気象データなどとの連携により、空調負荷、年間エネルギー消費量、環境負荷及び省エネルギー計算を行った。今後では、建材環境性能データベースの改善・充実をしながら、開発した環境設計ツールを更に改良する予定である。